すべては、この1枚から始まった。

ジブリの大博覧会

スタジオジブリの設立から約30年間の歩みを体感できる特別企画。「風の谷のナウシカ」から「思い出のマーニー」まで、これまでのジブリ作品がどのように生み出され、世に出て行ったのか。会場では当時を振り返るポスターやチラシといった広告宣伝物を中心に、制作資料、企画書など未公開のものを含む膨大な数の資料が所狭しと展示空間を圧倒します。

また、福岡会場より新しく加わった「風の谷のナウシカ」の王蟲の世界も巡回致します。
皆さまお楽しみの恒例限定グッズも、もちろん岩手会場でも販売予定です。
この機会を、どうぞお見逃しなく!

この男がジブリを支えた。

近藤喜文展

近藤喜文は、新潟県五泉市に生まれ育った日本屈指のアニメーター。高畑勲・宮崎駿両監督から厚く信頼を寄せられていた。唯一の長編監督作品『耳をすませば』(1995)で大成功を収めるが、その後しばらくして急逝した。本展では、近藤喜文が描いたキャラクター・デザインやアニメーション原画、イメージボード、スケッチなど多数展示します。清潔な人柄と温かな眼差しから生まれた近藤喜文の世界をお楽しみください。
なお本展覧会は、これで巡回最後となります。是非この機会をお見逃しなく!

「僕が出会った何百人ものアニメーターの中でも、屈指といっていい感じの仕事をする、腕の良いアニメーターでした」宮崎 駿
「感じの出る絵、感じを出す動き、それを描き出せる人、それがぼくにとっての近ちゃんでした。」高畑 勲
(近藤喜文氏の告別式での弔辞より抜粋)

高畑・宮崎アニメの秘密がわかる。

スタジオジブリ・レイアウト展

高畑勲・宮崎駿両監督が築き上げてきた、スタジオジブリ。
宮崎監督による「風の谷のナウシカ」(1984年)に始まり、2013年には「風立ちぬ」(宮崎監督)、「かぐや姫の物語」(高畑監督)と、それぞれの集大成というべき作品が完成しています。
今回ご紹介する「レイアウト」は、一枚の紙に背景とキャラクターの位置関係、動きの指示、カメラワークや撮影処理など、そのカットで表現されるすべてが描かれた、映画における設計図にあたるものです。
アニメーション制作におけるレイアウトは、作品の統一感を保つ上で重要な役割を果たしており、そこにはキャラクターの疾走感や躍動感、映画的な空間構成までもが表現され、作り手たちのイマジネーションにあふれています。
本展では、アニメーションの魅力が詰まった「レイアウト」を読み解きながら、高畑・宮崎両監督の仕事を中心にスタジオジブリ作品の秘密に迫ります。

なお、2008年より東京を皮切りに巡回してきたレイアウト展も、台湾でついに最後の巡回となりました。
この間に作品数も増え、全作品選りすぐって展示しております。
期間中、もしご旅行など計画されている方など、お近くへお越し際には是非お立ち寄りください。

ジブリが金澤へやって来た。

スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展

「宮さんは絵を描き、僕は字を書く。」
手書きの書から紐解く、スタジオジブリ鈴木敏夫の軌跡

スタジオジブリ作品には力強いメッセージが込められています。その作品の世界観をより多くの人に伝えるため、監督の意図を理解して作品と真摯に向き合うことで、その本質を読み取り、「言葉」にして伝えてきたのがプロデューサーの鈴木敏夫です。
高畑 勲、宮崎 駿と出会って40年。「風の谷のナウシカ」「千と千尋の神隠し」、そして「風立ちぬ」「かぐや姫の物語」まで。ジブリはどこから始まりどこへ向かうのか。その秘密に迫ります。

ジブリの動画家

近藤勝也展

圧倒的な画力、魅力的な表情、生き生きとしたキャラクターたちの動き。スタジオジブリ作品の輝きを支える動画家の1人、近藤勝也によって描かれた原画やキャラクターデザインの仕事を中心に多数作品を紹介します。「魔女の宅急便」「海がきこえる」「崖の上のポニョ」をはじめ、新たな挑戦である3DCGアニメーション「山賊の娘ローニャ」、広告用イラストなど、近藤勝也が手がけた多岐にわたる多彩な仕事をご覧いただけます。大人から子どもまでを魅了するキャラクターが、いかにして生みだされたのか。彼の手によって、キャラクターにいのちが吹き込まれた瞬間をぜひ体感してください。

部分を見れば、全体が見える。

ジブリの立体建造物展

スタジオジブリは1985年の創立以来、多くのアニメーション作品を発表してきました。作品中にはドラマが起こる舞台として、沢山の「建造物」が登場します。本展覧会では出発点となった「風の谷のナウシカ」から、「思い出のマーニー」まで、作品に登場する建造物の、背景画や美術ボード、美術設定といった制作資料を公開。代表的な建造物を立体で表現し、その設計の源に触れます。

平和を願い、人々にそっと語りかける。

第二楽章 男鹿和雄展

2017年、私たちは太平洋戦争終結から72年の節目を迎えます。
地域や世代を超えた平和への思いを後世につたえるために、女優・吉永小百合さんが続けている原爆詩の朗読をCDと詩画集としてまとめたものが『第二楽章』です。
その詩画集には、広島・長崎・沖縄・福島篇があり、吉永さんたっての希望により、「となりのトトロ」や「かぐや姫の物語」の美術監督で広く知られる男鹿和雄の挿絵が加えられています。
男鹿の作品は生命感にあふれ、どこかノスタルジックであたたかい雰囲気が漂います。
多くの人々が男鹿の作品に心魅かれるのは、綿密な取材に裏付けられた巧みな光、描画技術はもちろん、男鹿のおだやかな人柄が、その筆からにじみ出ているからと言えるでしょう。そして、吉永さんもそんな男鹿の作品に魅了された一人です。
この展覧会では、これまでに描かれた挿絵やスケッチを選りすぐり130点あまりの原画を公開します。