スタジオジブリより、新年のごあいさつを申し上げます

nenga2022.jpg
Illustrated by Hayao Miyazaki


みなさま、謹んで新年のご挨拶を申し上げます 
いつもスタジオジブリを応援していただきありがとうございます


一昨年から続くコロナ禍は一進一退が続きなかなか終息の兆しをみせないのですが、そんな中でも私たちエンタメの業界でも、手探りで日常を取り戻しつつあることは嬉しいことです。

昨年は、4年ぶりのジブリ作品、宮崎吾朗監督作品「アーヤと魔女」が劇場公開され、暮れにはBD/DVDも発売されました。また、日本各地では「アニメージュとジブリ展」や「高畑勲展」「ジブリの大博覧会」が開催され、さらに米国では、アカデミーミュージアムで「宮崎駿展」が開催されるなど、スタジオジブリがいつもより話題に上ることが多い一年だったのではないでしょうか。緊急事態宣言で公開が延期されたり、会場では入場制限があったり、皆さまには不自由な思いをさせてしまったのではないかと忸怩たる思いもありますが、少しでも笑顔を届けることができたのではと思います。

本年は、秋にいよいよ「ジブリパーク」がオープンする予定です(第一期会場)。宮崎吾朗監督のもと、スタジオジブリそしてジブリパーク社のスタッフ、工事や演示にかかわる皆さんと共に、皆さまに楽しんでもらえる施設にしようと日夜励んでおります。ご期待ください。

なお2021年、スタジオジブリの仕事はじめは1月5日(水)です。この日、81回目の誕生日を迎える宮崎監督は元気に新作映画「君たちはどう生きるか」の制作に取り組んでおります。

本年もスタジオジブリとスタジオジブリ作品を、何卒よろしくお願い申し上げます。

2022.1.1.