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物語

海辺の小さな町

 海に棲むさかなの子ポニョが、人間の宗介と一緒に生きたいと我儘をつらぬき通す物語。
 同時に、5歳の宗介が約束を守りぬく物語でもある。
 アンデルセンの「人魚姫」を今日の日本に舞台を移し、キリスト教色を払拭して、幼い子供達の愛と冒険を描く。

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 海辺の小さな町と崖の上の一軒家。
 少ない登場人物。
 いきもののような海。
 魔法が平然と姿を現す世界。
 誰もが意識下深くに持つ内なる海と、波立つ外なる海洋が通じあう。
 そのために、空間をデフォルメし、絵柄を大胆にデフォルメして、海を背景ではなく主要な登場人物としてアニメートする。
 少年と少女、愛と責任、海と生命、これ等初源に属するものをためらわずに描いて、神経症と不安の時代に立ち向かおうというものである。

宮崎 駿

あらすじ

 崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、ある日、クラゲに乗って家出したさかなの子・ポニョと出会う。

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00_story_03 アタマをジャムの瓶に突っ込んで困っていたところを、宗介に助けてもらったのだ。


00_story_04 宗介のことを好きになるポニョ。
 宗介もポニョを好きになる。
 「ぼくが守ってあげるからね」

00_story_05 しかし、かつて人間を辞め、海の住人となった父・フジモトによって、ポニョは海の中へと連れ戻されてしまう。

00_story_06 人間になりたい!
 ポニョは、妹たちの力を借りて父の魔法を盗み出し、再び宗介のいる人間の世界を目指す。


00_story_07 危険な力を持つ生命の水がまき散らされた。
 海はふくれあがり、嵐が巻き起こり、妹たちは巨大な水魚に変身して、宗介のいる崖へ、大津波となって押し寄せる。
 海の世界の混乱は、宗介たちが暮らす町をまるごと飲み込み、海の中へと沈めてしまう——。

00_story_08 少年と少女、愛と責任、海と生命。
 神経症と不安の時代に、宮崎駿がためらわずに描く、母と子の物語。