第二楽章 男鹿和雄展

平和を願い、人々にそっと語りかける。

大仙市大曲交流センター(秋田県)

2017.07.15(土)- 2017.08.20(日)

第二楽章 男鹿和雄展

2017年、私たちは太平洋戦争終結から72年の節目を迎えます。
地域や世代を超えた平和への思いを後世につたえるために、女優・吉永小百合さんが続けている原爆詩の朗読をCDと詩画集としてまとめたものが『第二楽章』です。
その詩画集には、広島・長崎・沖縄・福島篇があり、吉永さんたっての希望により、「となりのトトロ」や「かぐや姫の物語」の美術監督で広く知られる男鹿和雄の挿絵が加えられています。
男鹿の作品は生命感にあふれ、どこかノスタルジックであたたかい雰囲気が漂います。
多くの人々が男鹿の作品に心魅かれるのは、綿密な取材に裏付けられた巧みな光、描画技術はもちろん、男鹿のおだやかな人柄が、その筆からにじみ出ているからと言えるでしょう。そして、吉永さんもそんな男鹿の作品に魅了された一人です。
この展覧会では、これまでに描かれた挿絵やスケッチを選りすぐり130点あまりの原画を公開します。

展覧会概要

本展では、戦後72年を迎えるにあたり、1986年から原爆詩の朗読を続ける吉永小百合さんのボランティア活動と、その広島・長崎・沖縄・福島の朗読CDと詩画集の挿絵を描いた男鹿和雄の原画を通じて、未来の平和へのメッセージとして紹介します。

男鹿和雄の故郷、秋田・大仙市(太田)が最後の巡回会場となります。
皆さま、この機会に是非二人のメッセージを受け取りに足を運んでください。展覧会場でお待ちしております。

「現代の広島市街と夾竹桃」

展示会場の様子(長崎展より)

会場には吉永さんが実際に被爆された方からいただいた手縫いの雛人形など、大切に保管されているものも展示されています

福島会場では交流会を開き、今も仮設住宅で暮らす皆さまと、ひと時の楽しい時間を過ごしました。

第二楽章『福島への思い』の本のための表紙絵