富山のみなさん、生誕100年記念特別展「堀田善衞 世界の水平線を見つめて」が始まります

info181015.jpg
「水平線を見て育った者は、真直ぐ前を見て行くのだ。」
 芥川賞作家堀田善衞は、富山県高岡市伏木の廻船問屋に生まれました。上京して二・二 六事件、東京大空襲に遭遇し、終戦前後の混乱期を上海で過ごしました。帰国後、80 歳で 亡くなるまで、乱世を生きる人間像を描き続けました。
 本展では、堀田善衞が生きた時代と文学者としての仕事を、堀田善衞撮影の世界各地の 写真とともに紹介します。スタジオジブリの宮崎吾朗監督が描いた「路上の人」のイメー ジボードや絵コンテなどを紹介する特設コーナーもぜひご覧ください。スタジオジブリの 宮崎駿監督は、「堀田さんは海原に屹立している巌のような方だった。潮に流されて自分 の位置が判らなくなった時、ぼくは何度も堀田さんにたすけられた」と述べています。 堀田善衞のことばは、今を生き抜くための羅針盤となるでしょう。

会期: 2018年10月17日(水)~12月17日(月) *10月17日の観覧は16:30~の開会式後より
会場: 高志の国文学館 (930-0095 富山県富山市舟橋南町2-22)
TEL 076-431-5492 / FAX 076-431-5490 http://koshibun.jp
開館時間: 9:30~18:00(観覧受付は17:30まで)
休館日: 毎週火曜日、11月26日(月)
観覧料: 一般500円(400円)、大学生250円(200円)、
※企画展観覧券で常設展もご覧いただけます
※小・中・高校生及びこれに準ずる方、各種障害者手帳をお持ちの方は無料。

【オープニングセレモニー】
  日時: 10月17日(水) 16:30~19:10
  会場: 当館ライブラリーコーナー

第一部 開会式に続き、堀田百合子『ただの文士 父・堀田善衞のこと』(岩波書店 10月12日刊)のサイン会を行ないます
第二部 18:00~(約20分)堀田善衞愛用のギター演奏 <演奏>四十谷隆司(ギタリスト・四十谷ギター教室主宰)
    18:20~(約40分)堀田百合子×鈴木敏夫 スペシャル対談
<テーマ>「堀田善衞と宮崎駿、スタジオジブリ」

※セレモニーは参加無料/申込不要ですので、たくさんの皆さまのご来場をお待ちしています