スタジオジブリより、新年のごあいさつを申し上げます

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Illustrated by Hayao Miyazaki


みなさん、明けましておめでとうございます。 
いつもスタジオジブリを応援していただき、まことにありがとうございます。

昨年はスタジオジブリにとっては、歌舞伎をはじめとする作品の舞台化とジブリパークの正式な発表、加えて積極的な海外展開などで、みなさんに話題を提供することができ、なかなか悪くない年だったのではと思います。ただ、国内では台風や大雨といった厄災が相次ぎ、今このタイミングでも大変な生活を強いられている皆さんが大勢いらっしゃることを思うと心が痛みます。被害に見舞われた方には心からお悔やみを申し上げるとともに、一刻も早い生活再建をお祈り申し上げます。

さて、2020年の干支は"子"。ねずみは多産であることから子孫繁栄の象徴とされ、加えて五穀豊穣の神の使いとも言われています。停滞を続ける社会のムードを改めて、わたしたちが希望が持てる年になれば良いなと思います。

引き続き、スタジオジブリは二本の新作映画の制作に取り組んでいます。また、ジブリパークも本格的に始動していますので、今年もたくさんのワクワクを届けられたらと思っています。

なお2020年、スタジオジブリの仕事はじめは1月6日(月)です。
本年もスタジオジブリとスタジオジブリ作品を、何卒よろしくお願い申し上げます。

2020.1.1.