「堀田善衞展 スタジオジブリが描く乱世。」開催。

今週末、10月4日(土)より11月24日(月)まで県立神奈川近代文学館にて『堀田善衞展 スタジオジブリが描く乱世』を開催します。


堀田善衞展


作家・堀田善衞は、「広場の孤独」「漢奸」ほかの作品で1951年度下半期の芥川賞を受賞。以後世界中の戦乱・争乱の渦中における人間を冷静にみつめ、国家や宗教と人間の自由や自立をテーマとした多くの作品を世に送り出しました。
神奈川近代文学館では、堀田とそのご遺族から関連資料の寄贈を受け「堀田善衞文庫」として保存しています。

『堀田善衞展 スタジオジブリが描く乱世。』は、「乱世」をキーワードとして2部構成で展開。堀田作品の力強いメッセージを広い世代にアピールします。第1部は、原稿、書簡などによって作品の背景を紹介する文学展示です。堀田善衛の文学的足跡を代表作によって紹介します。第2部では、堀田作品からさまざまな刺激を受けてきたスタジオジブリが「堀田善衞作品のアニメーション映画化を試みる」という仮想のもとに、視覚的に表現しました。制作には宮崎吾朗を中心に、武重洋二、田中直哉をはじめとするスタジオジブリの美術スタッフが参加しています。


会期: 2008年(平成20年)10月4日(土)~11月24日(月・振休)
休館日は月曜日
ただし、10/13、11/3、11/24は開館
開館時間: 午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
会場神奈川近代文学館
横浜市中区山手町110
観覧料: 一般700円(500円)、20歳未満及び学生350円(250円)
高校生以下、65歳以上は入場無料 (  )内は20名以上の団体料金
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編集委員 紅野謙介
編集協力 岸宣夫
主催 県立神奈川近代文学館、財団法人神奈川文学振興会、スタジオジブリ
後援 集英社、筑摩書房、NHK横浜放送局、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)
協賛 京浜急行電鉄株式会社、相模鉄道株式会社、東京急行電鉄株式会社
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