「編集部発 ジブリだより」2025年7月号
2025.07.10編集部発ジブリだよりです。今月も情報満載です。
東京、麻布台ヒルズギャラリーでの「高畑勲展」ですが、おかげをもちまして好評開催中です。
26日のオープニングセレモニーでは本展スペシャルサポーターの岩井俊二監督と爆笑問題の太田光氏が登壇されました。笑いを交えながらも高畑監督に対する尊敬と愛情にあふれた太田氏のトークに、来場したマスコミも感心することしきりでした。同展ではナビゲーターとして伊集院光氏×玉川砂記子氏の音声ガイドが用意されています。岩井俊二監督が展覧会の展示作品に合わせて選ぶ公式プレイリスト(5曲)を、ガイドとセットで聞くことができますので、より深く鑑賞を楽しむためのツールとしてぜひ御活用下さい。また平日限定来館者特典として、本展限定デザインの特製ペーパーケースのプレゼントがあります。全5種のデザインで、曜日ごとに異なります。何にでも使える紙製のケースで、箱を開けると中にはいしいひさいち氏が描いた高畑監督のイラストがあしらわれています。こちらはなくなり次第終了です、ご注意下さい。どれも詳細は公式HPよりご確認下さい。
高畑監督関連のニュースが続きます。既にご存じの方もおられると思いますが、今年は戦後80年ということで、「火垂るの墓」が8月15日、終戦の日の金曜ロードショーで放送されます。この作品は7年ぶりのテレビ放映となります。
ジブリパークについては、「もののけの里」で夏季限定〝きな粉づくり 石臼挽き体験(わらび餅付き)〞が始まっています。暑い季節となりましたが、ぜひご計画下さい。そして「ロタンダ 風ヶ丘」では7月12日(土)から愛・地球博記念公園で開催される「鈴木敏夫とジブリ展」の開催に合わせ、期間限定でカレーの提供が始まっています。ジブリの短編映画「ギブリーズ episode2」の〝カレーなる勝負〞に登場するカレーショップ トシちゃんをイメージした企画です。こちらも併せてぜひ。
寺田倉庫での「ジブリの立体造型物展」も好評開催中です。展示のメインである「紅の豚」に登場する木製アート作品として表現された飛行艇サボイアS-21も含め、充実した内容となっていますので、ぜひお越し頂ければと思います。日時指定予約制です、入場方法等の詳しい情報は公式HPでご確認下さい。
海の向こうのニュースですが、アメリカLAにあるアカデミー映画博物館の2026年新展示として「スタジオジブリのポニョ」展の開催が発表されました。来年の話ですが、渡米計画がある方はプランのひとつに検討されてはいかがでしょうか。