「野中くん発 ジブリだより」2018年8月号

 この原稿を書いているのは7月中旬ですが、すでに梅雨明けから2週間経過していて、暑い日が毎日続いています。関東地方で6月に梅雨明けしたのは観測史上初とのことですが、まさに異常気象ということだと思います。恐らくはその影響の1つだったのでしょう、7月上旬には豪雨が西日本の広い範囲で発生し、大きな被害がありました。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。『熱風』のこの号が出る8月10日頃も、まだまだ暑い盛りではないかと心配ですが、これ以上の水害や酷暑による被害のないことを願っております。
 
 さて、この夏も金曜ロードSHOW!ではスタジオジブリ作品の連続放送が実施されます。題して「3週連続 夏はジブリ」。まず、8月10日(金)には「ハウルの動く城」。翌週の8月17日(金)には「となりのトトロ」。そして 8月24日(金)は「猫の恩返し」が放送されます。どうかご覧下さい。また、今回も、データ放送やSNS等でのデジタル展開が予定されていますので併せてお楽しみ下さい。
 
 この夏はジブリ関連の本がいくつか発売されましたのでここで改めてご紹介します。まず、スタジオジブリ出版部編集のいしいひさいちさんの『ののちゃん全集』11巻が7月27日に発売されました。朝日新聞朝刊連載4コマ漫画の単行本ですが、11巻は2016年、2017年の掲載分をすべて収録。巻末にはののちゃんの幼稚園時代を描いた描き下ろし漫画「ののちん」も入っています。昨年連載7000回を達成したこの漫画、変わらぬ面白さで本当にすごいことです。今回は同時期に『ののちゃんセレクション ポチ!』も発売されました。また、文春ジブリ文庫では『ジブリの教科書19 かぐや姫の物語』が8月3日に発売。「ナウシカ」から始まった『ジブリの教科書』シリーズもこれがひとまず最終巻、全20巻の完結となります。そして鈴木敏夫プロデューサーの『禅とジブリ』が淡交社から7月5日に出ています。雑誌『なごみ』に連載された3人の禅僧との対談をまとめた本ですが、発売即、重版がかかっており、「禅」と「ジブリ」の組み合わせが皆さんの興味を引きつけているのかも。
 
 最後になりましたが、先月もお伝えしたように現在、各地でジブリの展覧会が開催中です。上海で開催中の「World of GHIBLI in China」を含めると6つ。機会がありましたらこちらもどうかご覧下さい。