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“ジブリ美術館の短編作品”との関係

 これまで三鷹の森ジブリ美術館のために作ってきた6本の短編アニメーションの中で行われたさまざまな試行の積み重ねが本作でも反映されています。

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注:写真は「水グモもんもん」 © 2006 二馬力・G


 2001年に美術館で上映を開始した「コロの大さんぽ」からは、絵本風の背景画。美術監督の吉田昇が描く温かみがあってどこか懐かしい画風は、この作品で初めて採用されたものでした。
 2006年から上映している「水グモもんもん」からは細かく描き込まれた水中表現を。
 同年の「やどさがし」からは、作画による木や草、風の表現などを。
 また「星をかった日」からは、CGによるマッピングに頼らない立体物の表現など。

 これらの経験により、今回はCGを使用しなくても作品を完成させることが出来たのです。
 セルを使わない現在のアニメーション制作では、背景とキャラクターの合成や光の効果を加える際のコンピューター処理は不可欠です。
 しかし、登場する全ての動くものを作画した本作の画面からは、全てを人間の手で描いていることにより生まれる、ある種の凄みさえ感じられます。