「思い出のマーニー」が第88回 米国アカデミー賞 長編アニメーション映画部門にノミネートされました

2014年7月19日に公開したスタジオジブリ作品、米林宏昌監督の「思い出のマーニー」(When Marnie Was There)が、日本時間1月14日(木)(22時半すぎ、現地時間午前5時半すぎ)、米国アカデミー賞の長編アニメーション映画部門(Animated Feature Film)にノミネートされました。(公式サイトのリンク先はこちら)
http://oscar.go.com/nominees/animated-feature-film

「思い出のマーニー」は、高畑勲・宮崎駿両監督が関わらない初めてのジブリ長編映画。監督を務めたのは2010年に「借りぐらしのアリエッティ」(2010年日本映画最高観客動員数を記録)をてがけた米林宏昌。2013年に宮崎駿監督「風立ちぬ」、高畑勲監督「かぐや姫の物語」が公開され、また、宮崎駿監督の長編アニメーションからの引退発表があり注目された中での公開となりました。「この映画一本で世界を変えようなんて思ってはいません。ただ、もう一度、子供のためのスタジオジブリ作品を作りたい」と、米林監督自ら脚本・絵コンテ作業に18ヶ月という長い期間を費やし映画制作が開始。日本最高峰の精鋭アニメーター、美術スタッフが結集し作品が誕生しました。

同作品はすでにアニー賞の「インディペンデント長編アニメーション映画賞」「アニメーション映画監督賞」「アニメーション映画脚本賞」にノミネートされています。こちらの授賞式は2月6日(現地時間)になります。米国アカデミー賞の授賞式は現地時間2月28日(日)(日本時間29日月曜午前)に行なわれる予定です。

【米林宏昌によるコメント】
「思い出のマーニー」がアカデミー賞にノミネートされましたことを大変光栄に思っています。
この作品を選んでくださった方々や、関わってくれたすべてのスタッフに感謝します。
たくさんの人たちに楽しんで観てもらえるような作品をこれからも作っていきたいと思っています。
この度は本当にありがとうございました。

【映画「思い出のマーニー」(When Marnie Was There)北米公開に関する情報】
北米劇場公開:2015年5月22日  配給:GKIDS

【映画「思い出のマーニー」の国内興行について】
2014年7月19日より全国352館461スクリーンで公開。興収35億3,000万円