ロマンアルバムホルス
目次
フィルム・ストーリー
シナリオ再録/深沢一夫・高畑勲
キャラクター集
イメージボード集 vol.1
ホルス資料館
イメージボード集 vol.2
「太陽の王子ホルスの大冒険」について〜大塚康生
スタッフ/キャスト インタビュー
音楽集
このロマンアルバムの「ホルス資料館」の扉には次のような解説があります。この作品が作られた当時の様子が伺える内容なので紹介します。
「ホルス資料館」扉の解説より
『この本を作るにあたり、高畑勲氏をお訪ねし、お話を伺いましたが、そのなかで興味深かったのは“ホルスはひとつの幻想のうえに成り立っている”という言葉でした。また“ホルスは当時の時代背景と切り離して考えることはできない”とも言われました。同様のことは大塚康生氏を訪ねたときにも言われたのです。
 ホルス制作当時(昭和40年代)の日本は高度経済成長を続け、その一方では自然破壊や公害問題を引き起こしていました。また泥沼化したベトナム戦争に対しての反戦活動や、70年安保を目前に反対闘争などが活発化していた時代でありました。
 それは、自分たちが心から、力を合わせ、知恵を出しあい闘うならば、必ずこの社会をよりよいものにすることができる。多くの人々がそう信じていた時代でもあったのです。
 これらの資料により、その一端でも感じていただけたら幸いです。』
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