メインコンテンツ | メニュー | リンクメニュー

ページ内容

2006年2月17日

第三十七回 イタリアを走るか、登るか、滑るか

あまり観る機会はないのですが、
聞くところによると、
トリノオリンピックで、日本勢はなかなか苦戦しているようです。

メダル、メダルというのもどうかと思いますが、
逆に「どうせ、日本は負けるから観ない」という人もいます。
でも、それはそれで寂しい気がします。
せっかく世界最高の技術が披露されるのですから、
素直にそれを観て楽しめばいいのにと、思ってしまいます。

私は断然、スケートよりもスキー派です。
なかでも、クロスカントリースキーが好きです。

長野県で大学生活を過ごしたので、
毎年、シーズンになるとクロカンをやっていました。
だから、その日の雪質にあったワックス選定の微妙さやら、
レースの駆け引きや、登りの苦しさ、下りの爽快さなどを、
身をもって知っているというのも楽しめる要因のひとつです。

でも何よりも好きなのは、うまく言えませんが、
あるスピード感の中で移動しながら風景が変わっていく感じ、
とでもいうのでしょうか。

私の好きなスポーツは、自転車のツーリング、登山、クロカンと
どれも屋内ではなくて屋外、それも場所を移動していくものばかりです。
そして、移動する手段が違えば、見える風景も違ってきます。

林を抜け、小さな街を通り過ぎ、山をくだり、海岸線に出る。
それを漫然とではなく、
苦しさと緊張感とスピードを感じながら通り過ぎていく、
あの感じ。

夜遅く帰ってきてから、たまにテレビをつけ、
オリンピックの中継にチャンネルを合わせると、
映画完成後に、その風景の中をどう通り過ぎるかばかり考えています。