**「もののけ姫」キャンペーン・伴田(ともだ)さんレポート**


97.6.30(月) 甲府
 10泊11日の長期キャンペーンに出発。
 「フォーカス」の記者の人が、フォト日記「密着 宮崎駿」のために同行。3日目ぐらいまで同行する予定。伴田さんは「あなたがインターネットの伴田さんですか」と言われたそうです。おそるべし、インターネット。
 新宿駅発スーパーあずさ5号に乗って甲府に向かう。宮崎監督は八王子駅から乗車。11時30分ごろに甲府の駅に着く。
 昼食。監督と伴田さんは醤油につけたアワビがごはんにのっているもの(名前がわかりません)、鈴木プロデューサーはそれにおかずがいろいろついているもの、だそうです。
 YBS本社に到着。本社の建物は、有名な建築家の設計によるもので、コンクリートむきだしの、一種異様なたたずまいだったとか。
 YBSラジオ開局特番の「らくらくスタジオ」に生出演。この番組は毎日、パーソナリティが変わるのですが、この日はフォークシンガーの小室等さん。
 この「らくらくスタジオ」にて伴田さんが昔の知り合いに偶然会う。と言っても女性ではありません。伴田さんが、東宝関西支社の興行部、京都宝塚劇場にいた時、そこでアルバイトをしていたオギノくんと感動の再会。その頃、大学生だったオギノくんは就職の時に実家の甲府に帰る、という話をしていたのだが、伴田さんは会うまでその話をスッカリ忘れていたらしい。すかさず、鈴木プロデューサーが「伴田くんの知り合い?」「伴田くんの京都時代ってどうだったの?」とオギノくんに聞くと、そのバイトがひどい奴(伴田さん談)で「女ったらしで……」などなど鈴木プロデューサーに言っていたらしい。詳しくは鈴木プロデューサーが帰ってきたら聞けるかなあ、と思っています。
 1時30分からYBS社長の野口英一さんとご歓談。YBSは、新聞社、旅行代理店、学校などを経営する多角経営の会社だそうです。
 YBSテレビ「ワイドニュース」収録。
 YBSテレビ「スーパーモーニング」収録。
 山梨日日新聞取材。
 1時間ぐらい時間が空いたので、近くの喫茶店にて、山梨での担当セールスの上田さんと4人でお茶をする。その後「いつものように行きましょうか」ということでパチンコ屋へ。結局、3人とも全滅、悲惨な結果に終わってしまった。意気消沈して次の取材へ。
 キリン館という喫茶店にて合同取材。
 その後試写会の舞台挨拶。甲府では「もののけ姫」の試写を2館取りで行っているので、まず甲府東映セントラルで1回目の舞台挨拶。ここにてディダラボッチ登場。第1次キャンペーンの教訓を生かして、ディダラボッチに改良を加える。見た目は変わっていないし、アルバイトくんも「狭い」と言っていたが、伴田さんが言うには、「きついと言いながら、まだまだ楽そう」ということ。
 ここでは、抽選が行われ、商品はなんとトトロの着ぐるみパジャマ。監督が抽選箱を持ち、着ぐるみパジャマを着た子供達が番号のついたボールをひく。当たった人が何人いたのかはちょっとわかりません。
 2回目の舞台挨拶は、甲府シネマカリテ。
 夕食は、劇場の人と一緒に、水車庵にて和食を食べる。
 ホテルに戻る。宿泊先の甲府フジヤホテルは温泉があって3階が大浴場となっているらしいです。  その後、上田さん、オギノくん3人一緒に夜のミーティングへ。テレビで香港の返還を見ながら夜を明かしたということです。

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