2001年12月の出版部だより 

■2001.12.20 「The Illusion of life」日本語版刊行決定
 ようやく、「アニメーションのバイブル」と称されている「Desney Animation〜The Illusion of Life」(初版は1981年にアメリカで出版された)の日本語版を来春出版するという契約がディズニーとの間で結ばれました。ページ数は576ページ、厚さは約3.3センチ、大きさも28.5×26.5センチと大きく、写真や図版も1,000点以上入っているという大著。著者の名アニメーター、フランク・トーマスさんとオーリー・ジョンストンさんは、これを書かれるのにどれだけのエネルギーを投入していたのだろうと思います。
「この本を日本で刊行を」という話がジブリ内で立ち上がったのは、5年も前のことで、実際に翻訳の作業が始まってからでも、1年以上たちました。
 詳しい本の内容については後日お知らせしますが、現在も3人の翻訳者の方々、監修にあたって下さっている高畑勲監督、大塚康生さん、邦子・大久保・トーマスさん、一緒に編集作業をしてくれているフリーの吉田さんほか、多くの方の力を集めてつくられている真っ最中です。大量の英文と、翻訳された日本語との間で、夜遅くまで格闘する日々が続いています。(R)


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