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2006年8月 8日

番外編6 一夜明けたら、行き倒れ

緊張の一日から一夜明けて、
今日は一日フリーでした。

全員で車に乗り、向かったのはビーチです。
ところが、ビーチは寒かった。

たしかに空は抜けるように晴れ渡り、
空気は乾燥し、日差しも強いのですが、
風は冷たく、そして海の水も冷たいのです。
とても泳ぐどころではありません。
薄着だったので、私と鈴木さん、アルパートさんは
あわててトレーナーを買いました。

そんな我々は、
テオさんお勧めの静かなビーチで、他人が見たら、
行き倒れているとしか思えない風情で昼寝をしました。

次に向かったのはオレゴンでも、
古い町のひとつアストリアという町です。
まるで映画のセットのような小さな街をフラフラと歩き回り、
早めの夕食をとってからポートランドにもどりました。

結局、行き帰りの車中では
私と鈴木さん、武田さんは爆睡状態で、
いったい一日何をしていたのだろう?という具合。

鈴木さんももうすぐ60歳、若くはありません。
映画「ゲド戦記」では制作から宣伝まで全てに関わり、
1カ月にもおよぶの全国キャンペーンもこなし、
さぞや体はきついだろうにと思います。

にもかかわらず、私よりも元気でした。
私は、疲れ切っています。
私は、10歳年を取った気がしているのに、
鈴木さんは、まるで10歳若返ったようです。
恐るべしです。

明日はやっと帰国です。