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「ゲド戦記」制作日誌

2006年3月29日

すすり泣く白い棺

 
 草木も眠る丑三つ時……。


 
 ジブリの館の食堂に遺された、白い棺。


 
 毎夜……毎晩……。


 
 棺の中から、誰かのすすり泣く声が、聞こえるとか、聞こえないとか。
 
 
 
 
 棺の蓋を開くとそこには……赤く染められた……
 
 
 
 
  
 ギエエエエエエエエエッツ!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 な~んて。


 これ、注文されたのに、忘れ去られてしまった、夕食のお弁当。


 毎日外食は身体に悪いので、ジブリでは、希望者にお弁当が配達されてきます。


 このお弁当、ヘルシーで美味しく、常に注文が絶えません。


 ところがたまに、注文したのに忘れてしまうスタッフがいるらしく、深夜、ポツンと寂しそうにお弁当が残されている事があるのです。


 昨晩のお弁当は、鯖の塩焼き。


 勿体ないので、制作部の渡辺さんと僕とで、美味しく頂きました(笑)

 
 食べ物を粗末にすると、勿体ないお化けがでますからね!
 
 
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『バーに貼りだしてある、宮崎駿所長、直筆の貼り紙」