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2016年2月10日

「野中くん発 ジブリだより」 2月号

 去る1月14日(木)、第88回米国アカデミー賞のノミネートが発表されましたが、米林宏昌監督作品「思い出のマーニー」が長編アニメーション映画部門で5本のノミネート作品の内の1本に選ばれました。大変有難いことです。

「思い出のマーニー」は日本では一昨年の2014年7月に公開されたので、少し前のことのように思えますが、北米での公開は昨年5月でしたので、今回のアカデミー賞の対象となります。「かぐや姫の物語」と同じく、配給を担当したのはGKIDS。公開規模は大きくありませんでしたが、評価は高く、新聞やネットの批評がとても良かったので期待していました。とは言うものの、長編アニメーション映画については去年、アメリカのメジャーな会社が製作した大規模公開作が他に何本もあったので、正直言って若干不安もありました。米林監督は今回のノミネートについて"「思い出のマーニー」がアカデミー賞にノミネートされましたことを大変光栄に思っています。この作品を選んでくださった方々や、関わってくれたすべてのスタッフに感謝します。たくさんの人たちに楽しんで観てもらえるような作品をこれからも作っていきたいと思っています。この度は本当にありがとうございました。"とコメントを述べましたが、私も、選んでくれた方達にこの場を借りて御礼申し上げます。

 スタジオジブリ作品としては「風立ちぬ」「かぐや姫の物語」に続いて、3作品・3年連続ノミネートとなりましたが、果たして今回、3度目の正直となるかどうか。そういえばこの3年の間には、宮崎駿監督のアカデミー名誉賞受賞(2014年11月)もありました。遡れば、ジブリと米国アカデミー賞の関係は2003年の「千と千尋の神隠し」受賞から始まっています。その後「ハウルの動く城」もノミネートを受けているので、ジブリとしては「マーニー」で5回目のノミネートです。授賞式は2月28日(日)、日本時間では29日(月)の午前。米林監督と西村義明プロデューサーが渡米し授賞式に出席予定で、西村プロデューサーは「かぐや」に続き2年連続の出席となります。

 最後に三鷹の森ジブリ美術館の近況を少々。1月18日(月)、新入社員8名が初出社しました。昨夏の募集に応募し、高倍率を潜り抜け選ばれた新人達、この日はあいにくの大雪で交通機関も激しく乱れ波乱の出発となりましたが、ぜひ頑張って欲しいものです。